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ミスドうます
 2006.12.31 Sun
20061231140614
飲食

奥歯で噛み締められる苺ジャム
一気に飲み干される板チョコ
舌先で舐め回されるコカコーラ
思いっきり引き千切られるソフトクリーム
ずるずるとすすられる飴玉
口内で溶かされるハンバーガー
一生懸命咀嚼する紅茶
この世界ではおかしなこと
あの世界ではふつうなこと
だれがただしいの
どれがただしいの
だれもただしいの
どれもただしいの
ただしくないのは
じふんだけをただしいという
わたしがまちがってるという
そう
あなた
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  c:0  t:0   [電波]
大晦日にこれか
 2006.12.31 Sun
20061231032508
金魚を手掴みで掴まえれたの
だったらあたしお部屋に飾りたいわ
だってどうせ食べちゃうもの
在り来たりな話だけど
私の子供 そうやって言って金魚部屋に持ってっちゃったの
確かもう三か月も前の話よ
ねぇ あの金魚どうなったのかしら
子供に聞いてもそんなの知らないって言うのよ
いつからあの子そんなに嘘つきになったの
なら金魚鉢が部屋にある訳ないわ
あの子一緒に寝てるのかしら
机にも置いてなかったわよ
おかしいわね
それにしても
どうしてこの部屋真っ暗なのかしら
私さっきから誰と喋ってるのかしら
あぁわかったわ
この話もきっと在り来たりなのね
どうせそうならこのまま話を続けましょう
この間うちの猫がね…
  c:0  t:0   [電波]
詩じゃないな…
 2006.12.31 Sun
20061231025059
変態の口づけ

鬼才は鬱になる
筆を床に落として
その横顔にのるのは冷ややかな白色だが
唇だけは濃厚である
キャンバスには真っ黒の絵の具が滴り
鬼才の足によりそれは壁に叩き付けられる事となる
彼女の白い肌に白い服に飛び散った絵の具の染みを
一つ残らず数えるのが僕の仕事であり
同時に数十メートル離れた窓からするその作業は無謀に近い
四角い木枠に収められた動く鬼才の絵
僕はこの芸術を見る代わりに
鬱の彼女の部屋へ足を運ぶ準備をする
その点の数を数える為に
彼女の苛立ちを払拭する為に
唇の色を塗りかえる為に

今日は黒がお好みのようだ
  c:0  t:0   [電波]
最近えろいな
 2006.12.20 Wed
20061220215109
呼吸がし辛い
呼吸がし辛い
顔を上げると黒い二つの眼がある
刺々しく光られて痛がるあたしの眼もある
痛くて逸らすと
あたしはまるでステージ上で脱皮する蛾の気分で
背中は声を潜めて怯えてる
喘息が始まる
ショウは始まらない
緞帳は下がらない
拍手は聞こえない
ベルは鳴らない
全身に伝わる様になぞらせる視線だけ巧みに利用して
私に恥をかかせようとしている
舌先を強く噛んでも
肺は圧迫されて
首はひたすら天井を仰ぐ
汗のように涎は顎を伝い
蛾よりももっと下品なあの種の間違った育て方
遠回しな愛撫は窓越しの口付けよりも内側を我が儘にするだけなのだ
  c:0  t:0   [電波]
前のタイトル忘れてた
 2006.12.14 Thu
20061214213414
落ちた切れ端は拾って食べた

どうせわたしは2本の足でしか歩けない事知ってたの
そんな責任も自信もないしね
一人後ろ向きでもスキップでも帰れたから
でもね
ほんとは脳裏の角っこで消しかすだらけの予定表は完成されてた
ちゃんと鞄を背負う時間も決めてたの
毎日スキップで帰ってた
だけどある日ね
気がつくと角は切り落とされて丸くなってた
落ちた切れ端は
あなたがスキップしながら踏んでった
はさみを持ってたのはわたしだった
一人後ろ向きでもスキップでもなく帰ったわ
部屋に入って久しぶりに出した声が意外と低い事に笑いが零れた
何も知らなかったものね
何も知らなかったのよ
そう
望んでもなかったわ
望んでもなかったのよ

だれかわたしに耳元でこっそり
孤独よりもっと悲しい言葉を教えて下さいな
  c:0  t:0   [電波]
お疲れ様な気分
 2006.12.13 Wed
20061213223159
男とか
女とか
対人関係とか
家庭内問題とか
勉強とか
恋愛とか
今はどうでもいい
ほんとうにどうでもいい感じ
とにかく寝させてくれ
いい音楽聴きながら
寝させてくれ
背骨を伸ばして
もう明日の事は昨日十分考えたから
負な気持ちは残したまんま
事実のみ忘れて
カミーユを聴きながら
瞼に涙を溜め深く眠る
  c:0  t:0   [電波]
臭い痛いやらしい
 2006.12.03 Sun
20061203120032
悲哀媚態

雌のにおいはきっと孤独と啀み合う様に混成し合ってる
だってそうだろう
僕に問い掛けるその眼は雄への欲望が丸見えだ
寂しいと
そう一言言えば早い話が
繋がる事を象徴するバスローブの下に裸以外の何を隠している?
はぎ取っても見つけられない独りぼっちの原石は
脱ぎ捨てた君よりきっと美しいはず
しかし結局の所
好色の効いた雌のにおいが阿片の様に脳に纏わりついて
すべてを弄りながら
途中で僕は方向を変えてしまう
目的を忘れてしまうのだ
混濁した僕らは
気がつけばきっと既に中毒者
僕は二十八度目の任務遂行に失敗し
今日も彼女の口から吐き出せたのは
慾で誤魔化した喘ぎだけだ
一人相撲な僕は落胆して悲しみに涙を流すけど
詐欺師の君は気のせいだとキスに茶化して済ますのだね
  c:0  t:0   [電波]
声しかないのに届かない
 2006.12.02 Sat
20061202194424
路上演説

だれかの声に映る
聞いてくれ
聞いてあげてくれ
眩しい所なんかで育っていない
しわだらけでしみだらけの皮膚に乗った唇を
その唇を開けて声を上げる彼の瞳を
聴いてくれ
聴いてあげてくれ
目前を通る黒猫に
柳葉魚でもあげて足を止めさせて
餌が消えれば
猫は去る
そんな事はわかっている
ただ貴方は人間だろう
スキップできる両足をお持ちなら
せめて黒い眼球をこちらに向けては下さらないか
聴いてくれ
聞いてくれ
魔法や奇跡などいらない
現実を求める
意志を求める
さぁその貴方の足
一分だけでも
私に譲ってはくれまいか
  c:0  t:0   [電波]
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